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2005/8/12

トップブリーダー訪問 《1》


スマッシュ犬舎 大村 敏記氏 スマッシュ犬舎 大村 敏記
                        犬種:プードル
                        犬舎所在地:静岡県富士市

さて、記念すべき初回の訪問は、ただ今、大ブレーク中のプードルです。
犬の王者とも言うべき プードルのエレガントさは、あっと言う間に日本国中のファンシャーを魅了してしまいました。
世界的に有名なプードルのトップブリーダーが日本にいる、ということを、皆さんはご存知でしたか?
今回は、アメリカのみならず、ヨーロッパ、イギリスでも、大活躍中のスマッシュ犬舎を皆さんにご紹介しましょう。

まずは、ドッグショーについてご説明します。ドッグショーは、1859年にイギリスで開かれたのが始まりと言われています。 「各犬種の規定」に沿っているかを審査する「品評会」のことで、
 ・イギリスのクラフト展
 ・アメリカのウェストミンスター展
 ・FCIワールドショー
を、世界3大ドッグショーと呼んでいます。 日本では、社団法人ジャパンケネルクラブ(以下、JKC) がその運営や血統書の発行・チャンピオン犬の登録を含む犬籍の管理をしています。

スマッシュ犬舎が繁殖したプードルは、JKCチャンピオン犬は数知れず、アメリカチャンピオンやヨーロッパ各国のチャンピオンも沢山います。中にはウエストミンスター展、ナショナル展での上位入賞まで。各国のドッグショーでもベストインショー賞も獲得しています。

スマッシュ犬舎の所有者 大村 敏記氏は、トリマーとしてもJKC理事長賞を受賞しており、彼こそ 世界のスーパープードルマン!では、そんな彼に質問してみましょう。



2002年アジアインターナショナルドッグショーにてベストインショーを受賞 いつから犬を飼い始めましたか?
    生まれた時からいつも犬がいました。
    雑種ですけど・・。
    そして、中学1年生の時に、ショーデビューをしました。
初めて飼育した 純粋犬の種類は?
    柴犬です。
    当時は、日本犬保存会でドッグショーをしていました。
プードルとの出会いについて教えて下さい。
    大学生の時に、親戚の叔母にいただいたのが始まりです。
Topscore Talk About あなたの理想のプードルを教えて下さい。
    Topscore Talk About (ノルウェーオールブリードNo.1)です。
    この犬は、ミニチュアですが、
     ・本当に美しい頭部
     ・長くゆとりあるネックと正確な骨格構成
     ・10対10の理想的なショートバックロングボディ
     ・無理の無い大きな歩様
    は大変美しい。
    また、遺伝疾患を持たず、頭も良く、明朗活発な性格をしています。
あなたのブリーディングポリシーについて教えて下さい。
    まず、一番重要なのは美しい頭部表現。
    完璧なフロントをして、ボディー全体の骨格構成が良く、バランスがよくなければなりません。
    そして、完璧な繁殖を試みる為には、常にあらゆるタイプの犬を保持し、ブリーディングしなければならないのです。
    その上で、信頼のおけるブリーディングの仲間が必要でしょう。一人の力では限りがあります。
Mr. Kaz Hosaka 世界でショーイングを開始したきっかけと今後の目標について教えて下さい。
    アメリカに移住したMrs. Hideko w Storasubaghの紹介で、Mr. Martin Gregoriと共同でアメリカでの活動をはじめました。
    その後、Mr. Kaz Hosakaの絶大なる協力を受けて、アメリカにてショーイング続けて現在に至ります。
    ヨーロッパでは、Mr. Mikael Nilsoonの協力で、ヨーロッパ、スカンジナビア、イギリスと各国のトップブリーダーと共にショーイングしています。
    現在は、ほぼ世界中で活動しています。
    今後の目標としては、スタンダードの 重要視する部分のわずかな違いで、各国においてスタンダードの多少タイプが違っているのが現状ですが、ブリーダーの夢として、歴史に残る「世界中に認められる1頭」を作り出したいと思っています。
日本のプードルについて、どのように考えますか?
    日本のトップクラスの一部の犬は、すでに世界的に認められています。確かに美しいその容姿はファンシャーを魅了しています。
    しかし、それだけに満足せず、更に理想を突き詰め、目に見えない遺伝疾患にも積極的に取り組まないと、良い犬もブリーディングには使えません。
    世界のトップブリーダー達はすでにその作業を行っているのですが、日本にはまだ、それらの検査と各ブリーダーの意識が無く、いまだに発表できずにいます。これはとても残念です。
    そろそろ、日本も次の段階に進んでいなければいけないと考えます。
    また、FCIのスタンダーも変わりました。日本のブリーダー達も含め皆さんは、もっとスタンダードを勉強する必要があります。
    国内においては、すべての好成績はアメリカタイプが圧倒的です。
    しかし、4サイズ(トイ,ミニチュア、ミディアム、スタンダード)すべて同じグループなのが、FCIスタンダードなのです。この事を忘れてはいけないと思います。
最後に、日本のプードルファンシャーに一言お願いします。
    各ブリーダーとファンシャーが一丸になって、JKCのプードル部会と各クラブ(愛好会など)を向上させ、遺伝疾患の検査、プードルレスキューなどのファンシャーとしての活動が必要です。
    各個人の楽しみの裏には、そんな悲しい部分もあることを理解して欲しいと思います。
    それら全てができて、はじめてプードル大国日本になれると思います。
    是非、ファンシャーの皆さんには、近日中にオフ会のレベルからもう一歩先に進み、勉強をしていただける事を願っています。


ありがとうございました。
本当にプードルを愛し、良いクオリティを作ることに専念している熱いハートが伝わってきました。
大村さんの言葉は、皆さんの今後に大きな目標となってくれる事でしょう。 これからも素敵なプードルのブリーディングを続けていただきたいです。そして、世界に認められる1頭が産まれる日を楽しみにしています。

Smash Kennel Web site http://www.smashpoodle.net/

News2007!! 大村さん繁殖のトイプードルが、ワールドショー2007でBISを受賞!
世界最高位を獲得されました。自家繁殖犬&自己ハンドリングでの受賞! もちろん日本産では、初のBIGタイトルです。おめでとうございます!!




 《1》 スマッシュ犬舎 (犬種:プードル)
 《2》 ペリグリン犬舎 (犬種:チワワ)
 《3》 クイーンブレス犬舎 (犬種:パピヨン)
 《4》 ファニーレディース犬舎 (犬種:マルチーズ)