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夏の飼い方アドバイス


(中型犬、短毛種、スピッツ&プリミティブ グループ)



天然記念物『柴犬』

『悍威に富み良性にして素朴の趣を持つ 』日本犬標準の冒頭の文章にあるとおり、日本古来の柴犬は素朴さと精悍さを併せ持つ外観と従順で順応性の高い気質を 持ち、原種の特徴を色濃く残す犬種である。

 昭和の初期に天然記念物の指定を受けたこれら日本原産犬種はこの、特性を壊すことなく血統、固体、過去の傾向などを十分に調査研究して、 犬種の将来の形質形成に悪影響を及ぼさぬように繁殖を行うために、その飼育管理に於いても繁殖においても十分な知識と見識 本質を見極める審美眼と商業主義に とらわれない高潔な理想が求められる。

『遺伝子の後世へのキャリアー』として単に保存 保護を行うことものみならず、出産に立会い成長の過程を記録検証し常に情報の収集と交換を怠らないこと を天然記念物の保存に携わる者の心得としています。
 
元来、古くから我が国に起源を持つこれら日本犬は、高温多湿な気候や多雨、多湿、多雪といった風土に鍛えられているため飼育環境にはさほど注意が要らない。
暑い、寒いといっても日本の気温変化や四季の移り変わりについて十分順応できるので特別な気温調整を人工的に作ってやらなくても紋譜代が無いし、 逆に近年室内でコントロールされた環境にのみ慣らされた犬たちは本来の新陳代謝が十分出来ていない固体を良く見かける。
特有の二重被毛の換毛が見られない犬が非常に増えています。
基本的な飼育の仕方や日常の手入れ方法は特段、他の犬種と違うところは無いが生後、早い段階で成熟するため、独立も早めにさせたほうが安全です。
同胎犬でも早期に犬舎を分けて、接触を避けて事故防止を心がけることが大切です。
可能な限り、なるべく広く個々のスペースが確保できれば土の部分と舗装部分も作ることが出来ます。日本犬は非常に清潔好きで自分の巣穴を汚すことを嫌います。
決して犬舎内で排泄することは無いので、常に清潔に心がけ排泄のストレスを除いてやることが必要です。防虫には対策も必要です。
  運動も他の犬たちと大きく変わるところは無いが、元来日本の険しい山岳地帯を駆け回っていた彼らには、その大きさから判断する以上に速度も量も十分な運動を 必要とします。

「散歩」と「運動」は本来違うのです。
  これからの時期には、早朝や夜間など人も犬も運動に快適な時間帯を選び十分に運動を行います。ただし足の裏のケアには注意が要ります。
 
手入れについても他のどの犬たちより、簡単で手間がかかりません。
清潔を保つことは勿論ですが、毎日の基本的な被毛管理は換毛期以外はブラシや櫛での手入れで良いし、汚れたら洗ってやる という感覚で十分です。
決して頻繁な入浴は好みません。私は毎日濡れタオルで拭き上げてやることを日課としていますが、月に一度入浴させてやれば結構です。

気候の変調や病気にも強くとても管理の容易な日本犬ですが、その分見えないところに気を使ってやりたいものです。
  肥満や極端な痩身の犬が増えていますが基本的な日常的、食事の管理がどの犬種にも共通して言える大切なポイントと考えます。
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