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世界のドッグショー 《2》


2006年 ウエストミンスター展(アメリカ)
ウィークエンド in ニューヨーク,NY
2006年2月13日(月)、14日(火)
130回 ウエストミンスター ケネル クラブ ドッグ ショー
会場:Held at Madison Square Garden Center , 2 Pennsylvania Plaza New York, NY
ライブTV放映: on USA Network from 8-11PM Monday and Tuesday

毎年のことながら、今年も極寒のニューヨークへ旅立った日本のドッグファンシャーは多かったでしょう。

日本を出国する前に、「とても暖かいよ。」と、 友人の助言を受けていたので、荷物は軽めにまとめて、ニューヨークへいざ出陣。
飛行機も揺れること無く、天候にも恵まれ、スムーズにニューヨークまで。
「助言通りのポカポカ陽気は、地球温暖化の現象だろう。今年のウエストミンスター展は、風邪をひかずに済むな…。」などと、思いつつ。

さてここで、ニューヨークウィークエンドのドッグショーについて、説明をしましょう。
「ウィークエンド in ニューヨーク」とは、金曜日から火曜日までの4日間のドッグショーのことを言います。 この間の3夜には、多くのドッグショー関係のパーティが超一流ホテルで開催され、年間を通して犬界の一番晴れやかな日々と言って良いでしょう。

今年は以下のスケジュールで開催されました。

<Friday, February 10, 2006>
Progressive Dog Club New York, NY
Long Island Golden Retriever Club, Inc.  Bay Shore, NY

<Saturday, February 11, 2006>
Papillon Club of America, Inc.  New York, NY
Yorkshire Terrier Club of Greater New York New York, NY
Boston Terrier Club of New York New York, NY
Long Island Golden Retriever Club, Inc. (2)  Bay Shore, NY
Pekingese Club of New Jersey New York, NY
Empire Miniature Pinscher Club of Greater New York New York, NY
Chihuahua Club of Greater New York New York, NY
Metropolitan New York Shih Tzu Fanciers New York, NY

<Sunday, February 12, 2006>
Yorkshire Terrier Club of Greater New York (2) New York, NY
Papillon Club of America, Inc. (2)   New York, NY
Pekingese Club of America, Inc.  New York, NY
Knickerbocker Dachshund Club  New York, NY
Empire Miniature Pinscher Club of Greater New York (2) New York, NY
Boston Terrier Club of New York (2) New York, NY
Meadowlands Cavalier King Charles Spaniel Club
Chihuahua Club of Greater New York (2) New York, NY

<Monday, February 13, 2006 - Tuesday, February 14, 2006>
Westminster Kennel Club


2月10日(金)に開かれたトイ展(トイグループだけのドッグショー)の会場で、「今夜は60cm以上の積雪になるよ。」と、まさかのBADニュースが飛び込んできました。
「こんなに天気が良いのに大雪になるなんて…。」と、誰も信じませんでした。

11日(土)のスペシャリティー ショーの朝、ホテルの窓から外を見ると、雪はありません。
これで、ドッグショーにも影響が無いと、皆さんホッとしたことでしょう。
今年のスペシャリティー ショーにも、日本人の繁殖犬が出陳されていました。ハンドリングにチャレンジする日本人が、年々増加する傾向も、大変嬉しい限りです。
ヨークシャテリアでは、ハンドラーの田中千鶴さん(三重県)が参加し、RWD(リザーブ ウィナーズドッグ)を獲得。
プードルは、強豪のスマッシュ犬舎(静岡県)が参加し、トイ展BOB(ベスト オブ ブリード)、BOS(ベスト オブ オポジット セックス)、BOWを獲得。
パピヨンには、常連のクイーンブレス犬舎(三重県)が参加し、2回のRWD(リザーブ ウィナーズドッグ)、Sweep BOS(ベスト オブ オポジット セックス)を獲得。
大変良い成績を収めました。

この夜、ニューヨークの超一流ホテルで、ペディグリー,レビュー紙などが主催するドッグショーの最高峰を発表するパーティが開催されていました。
私達もこのパーティをハシゴをするために、ドレスアップをして、リムジン(何故、リムジンなのでしょう?これも大事なことなのだそうです。)に乗り込み、一つ目のパーティ会場へ。
この時、雪が少しだけ降り出しており、「大丈夫かな?」と思いましたが、パーティは室内で開かれるし、厚着は必要無いと考え、軽装で出掛けました。
しかし、それが、のちに大変なことに…。

1箇所目のパーティは、Dog in Review主催のShow dogs of the year awards。
会場はグランド ハヤット ホテル NYCで、ウエストミンスター展の審査員をはじめ、有名な審査員、ドッグショー主催者、プロハンドラー、トップブリーダー、オーナーハンドラーなど、会場狭しと800名以上はいたでしょう。
参加費用は、いくらか分かりませんが、発行枚数が限られたパーティ券で、なかなか手に入らないようでした。日本人は私達だけ。
このパーティは、事前にノミネートされた
  ベスト オーナー ハンドラー
  ベスト プロ ハンドラー
  アウトスタンディング ブリーダー
  ジャッジ オブ ザ イヤー
  ショー オブ ザ イヤー
の各々Top5からNo.1が発表される、大変エキサイティングなものです。
過去のNo.1受賞者も招待されており、音楽と共に、それぞれの最高位受賞者が発表され、トロフィーが授与される様子は、まるでアカデミー賞さながら。
中でも、今年のベスト ジャッジ オブ ザ イヤーは、日本でも有名なMs. Michele L Billingsが受賞しました。彼女は1958年から審査員を始め、現在80歳を越えていらっしゃるのですが、とてもチャーミングで、かつエレガントなご婦人でした。

この素晴らしいパーティも終わり、私達は別のショー関係紙主催パーティへ行くべく、外へ…。
しかし、何ということでしょう!さっきまで粉雪は、吹雪になっていたのです。
でも、その程度のことで、アメリカ人は負けません。皆さん、他のパーティ会場へ移動開始。
結局、ホテルへ帰ったのは、午前2時頃だったでしょうか。

12日(日)の朝、窓の外には、前日とは全く違う世界が広がっていました。
「白銀の世界…。ここは何処だったかしら…。」
パーティー疲れに加え、睡眠不足の頭では、なかなか理解できない状況でした。
テレビをつけると、「ブリザード‘06」として、繰り返しトップニュースで取り上げており、「外出をやめましょう。」と言っている程。
ブリザード…、大雪を通り越して、ブリザードです。積雪は60cm以上。その上、横なぐりの吹雪です。
「Oh my god !」

しかし、多くの熱心なドッグファンシャー達は、その雪にもめげずに会場まで辿り着き、熱戦を繰り広げたのでした。

ここで、驚いたのは、あれほどTVで、「外出をやめましょう。」と呼びかけているのに、ニューヨーカー達は何事も無いように仕事へ行き、或いは乳母車を押しながら買い物に出かけているのことです。
もしも、これが東京だったら、全ての首都機能が麻痺して、とんでも無いことになっていたでしょう。

この日のスペシャリティも、棄権の犬はほとんど無く、定刻に終了。
それから我々は、ニューヨーク名物、ブロードウェイへ!
「こんな日にミュージカルなんてするのかしら…。」
雪はまだ降り続き、タクシーすら、なかなかつかまらない状況でした。(ちなみにニューヨークのタクシーはチェーンを付けていません。その上、ひどい運転の荒さです。)
しかし、会場は満席!さすがニューヨーク!

ウエストミンスター初日、ワーキング犬種,テリア,トイ,ノンスポーティングトイグループでは、日本の繁殖犬たちが大活躍しました。
トイプードルではスマッシュ犬舎の繁殖犬(ハンドラーはMr. Kaz Hosaka)が、マルチーズではファニーレディース犬舎の繁殖犬が、それぞれBOB(ベスト オブ ブリード)を獲得しました。 受賞者の方たちには、心から祝福を申し上げます。

2日目は、その他の犬種グループの審査を行い、最終のベストインショー戦は、各グループ代表犬がスポットライトを浴びながら紹介され、大歓声の中を登場すると言う、大変ショーアップされたものでした。 そして、多くの観客の声援の中、今年の最高峰 BIS(ベスト イ ンショー)を獲得したのは、カラード ブルテリアでした。

《BIS 受賞犬データ》
Am. Ch. Rocky Top's Sundance Kid
Breed: Bull Terrier (Colored)
Sex: Dog
AKC: RM 30817201
Date of Birth: April 08, 2000
Breeder: Rebecca P Poole & Robert S Long & William F Poole
Sire: Einstein The Joker
Dam: Ch Rocky Tops Ulster Annie
Owner: Barbara Bishop & W F Poole & N Shepherd & R P Poole


このウエストミンスターの熱戦は、USA Network で2日間に渡り全米放送をライブで行っていました。やはり日本とは、民族性が違うのでしょうか。 日本も空前のペットブームです。いつの日かアジア-ウイナーショーをライブで全国放送して頂ける様になるといいですね。

最後に。
日本には、世界のトップドッグショーで活躍されているブリーダー達がいます。 皆さんにも、そのチャンスが必ずあるはずです。 諦めず、がんばって世界を目指してみては如何でしょうか。
ドッグショー,ウエストミンスター

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ウエストミンスター展のお土産 プレゼント 締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

犬柄のスカーフ  色:青


犬柄のスカーフ  色:黒




 《1》 2005年 クラフト展(イギリス)
 《2》 2006年 ウエストミンスター展(アメリカ)