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世界のドッグショー 《1》


2005年 クラフト展(イギリス)
記事:クイーンブレス犬舎 江島 千恵

Co Co
Crufts BIS-Winner:Am Ch/Ch Cracknor Cause Celebre 
(アメリカからの遠征犬)
   Handler:Peter Green
   Breed:NORFOLK TERRIER
   SEX:Bitch
   Owner:P, S & E BEALE, INGRAM & MATELL
   ビジター数:120,000人
   エントリー数:21,000頭


 今回は、寒〜い冬に行われるイギリス クラフト展について、お話しましょう。
毎年、3月に行われる為に、日本から現役のハンドラー達は、大変あわただしいスケジュールをこなしながら、出発をしなければなりません。
私も、今年は通常のドッグショー スケジュールと、その上、FCI中部インターナショナルドッグショーの執行部で多くの仕事を行い、ほとんど寝ないで飛行機に乗りました。
体はとっても疲れてはいますが、いつもながらの気楽な一人旅です。
プランを決める時から、バーミングガムに入るか、ロンドンに入るか悩んだのですが、結局は大阪発ロンドン着の安い便を選んでしまいました。・・・これが更に疲れの原因になってしまうとは・・・。
大きな荷物を運んでのロンドン市内の移動、長距離バスで約2時間も費やし、やっとの思いでバーミンガム入り。もう二度とこのコースは選びません!・・・と、固く決意したりして。
次回は、絶対にヨーロッパ経由バーミンガム入りの便に変更します。皆さんもクラフト展に行く際には、ドッグショーが目的で、遊びが目的ではない人には、この便をお勧め致します。

B&B  さて、ホテルはというと、会場近くにはほとんどありません。
私は、ヨーロッパのブリーダー達と一緒に、イギリス名物“B&B”に予約をしていたので、会場からタクシーに乗って、すぐの所に宿を確保していました。
ここは、とっても気さくなおじさんのお宿で、なかなか快適!
しかし、部屋になぜか簡易トイレ・・・。
誰か使うのかしら??  も.し.か.して・・・勘弁して・・・。
それ以外はシャワーの水の出が悪い事を差し引いても、結構お勧めです!


B&B  クラフト展をご存じない方もいらっしゃると思うので、まずはここで簡単にお話しましょう。
世界3大ドッグショーといわれるものがあります。
これらは、“イギリスのクラフト展”、“アメリカのウエストミンスター展”、そして世界を回る“FCIワールドショー”を指します。
その中でも、“ブリーダーの祭典”と言えばイギリスのクラフト展なのです。
犬とハンドリングの最高の美しさを求めるなら、アメリカの“ウエストミンスター展”をお勧めします。
世界中のブリーダー達が、自家繁殖犬で最終的に求める最高賞位は“クラフト展のBOB”と“全米ナショナル展のBISS”と言って良いでしょう。
もちろん、私たちが所属しているFCIの最高位が、”ワールドドッグショー”です。


shop  さて、ここで話を元に戻しましょう。
クラフト展は、バーミングガム郊外にある、巨大なNECのホールを5つも使って行われます。ものすごい広さなので、移動が大変…。トホホ
広すぎるし、その上、移動途中には何千というShop Shop・・・。まさに迷路状態と言って良いでしょう。
ショッピングが好きな方には、クラフト展はパ.ラ.ダ.イ.ス!
ここには、ヨーロッパ各国から珍品が沢山集まっており、きっと満足のいくお買い物ができます!
ここで一言注意!お友達と行く時には、必ず「何処で何時に集合」の約束は忘れずにしましょう。
そうでないと、巨大なホールで大の大人が迷子になってしまいます。


 では、本題のドッグショーです。
チケットコーナー まず、クラフト展へ行く時は、予めチケットを買っておきましょう。
そうでないと、朝からチケット売り場の渋滞に巻き込まれてしまいます。
なんと言っても、エントリー数が半端ではありません。世界最大級!
カタログ(出陳目録)は、1日1冊が550ページ以上。それが×3日間!
凄い!の一言です。
それぞれの犬種で200〜400頭以上のエントリーが、ずらりと並ぶのですから、それは圧巻です。
ここイギリスは、日本と違い、ドッグファンシャーの底辺が広いからだと思います。
日本も底辺拡大をして、新しいドッグファンシャーを掘り起こさなければいけませんよね。
がんばれニッポン!JKC!

welcameボード  私には、とってもありがたい事に、友人が世界中に沢山います。
こんな面白いエピソードも・・・。
リンクサイドで座って見ていたら、背中に当てたホカロンが、何だかとても気持ち良く、その上寝不足だったので、つい、ウトウトと寝てしまいました。
犬がリンクに入ってきた時は、しっかり見て、カタログと照らし、それぞれの血統と犬を照らし合わせるのですが、クラスに魅力的な犬がいなかったりすると、もう大変・・・。あまりにも、多いエントリーで睡魔に負けてしまうのです。トホ・・・。
こんな話をすると、「失礼な!クラフトですよ!」と、おっしゃるかも知れませんが、私達ハンドラーは、大変なスケジュール調整をして、必死になって諸外国に行って勉強と交流を行います。皆、結構疲れているのです・・・。
クラフト展では、リングサイドで居眠りをしているハンドラーを、あなたもきっと発見できますよ!
そんな私に、必ずイギリスの友人達は、飲み物と食べ物の差し入れてくれます。本当に感謝しています。

初日はテリア、ハウンドグループの審査でした。素晴らしいテリアが沢山いて、まさに本場!です。
ハウンドも、日本でブレーク中のダックスフンドのリンクには、日本人・・・日本人!
多くの方が来ていました。
中でも、スムース ミニチュア ダックスフンドには、素晴らしい犬を発見。さすが本場!と感動してしまいました。

 この日の昼食は、友人のエリス ヒューム、他の審査員、クラフト展のCommittee達に誘われて、彼らと大きなホールに行きました。 
そこで、素晴らしいランチと言うよりは、ディナーの様なゴージャスな食事を彼らと同じ席で頂きました。
もちろんワイン付き!日本では考えられませんよね。
当然の事ですが、一般人はここに入れません。招待された人のみです。久しぶりに来た今年は、ご招待をして頂き大変エンジョイさせて頂きました。
そうそう同席させていただいた、今年のクラフト展ベストインショー審査員も、とても素敵な人でした!

続く…


クラフト展のお土産 プレゼント 締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

2005年クラフト展オリジナルTシャツ タイプ:A
 「Crufts」の文字で犬を描いた とても可愛いTシャツ。レディースLサイズ。抽選で1名様!



 《1》 2005年 クラフト展(イギリス)
 《2》 2006年 ウエストミンスター展(アメリカ)